Diana X. Sprinkle [ダイアナ・スプリンクル]

キュートなケモノを描かせれば世界一

Saiko and Lavender1977年5月12日生まれ。テキサス州オースティン在住。ミドルネームのXは“Xochi”とのことなので、メキシコの流れを汲んでいるのだろうか? 好きなものはアニメ/マンガ、それにFurry Art(いわゆるケモノ萌え)。さらに好きなアーティストとして、George Petty(ピンナップ・アートの先駆者)、J.C. Leyendecker(20世紀前半に活躍したイラストレイター)の名前をあげている。絵に関する意識はなかなか高いといえるだろう。

なお、彼女のHPのアートコーナーをのぞくと、ファンアートの題材として「カードキャプターさくら」「少女革命ウテナ」「新世紀エヴァンゲリオン」「天空のエスカフローネ」「美少女戦士セーラームーン」「魔法騎士レイアース」「遊戯王」「らんま1/2」といった作品が取り上げられている。これらの名前を見て気づくのは、その多くがフィメールリード・タイトル、または女性が重要な役割を果たしているタイトルであることだ。これは想像にすぎないが、米国の女の子にとって、同性のヒーローに声援を送りたくなった場合、日本のアニメに注目するのは自然の成り行きなのかもしれない(想像ついでにいうと、アートコーナーに「Spy Kid」という作品の一部が置かれているが、「スパイキッズ」のRobert Rodriguez監督もオースティン在住。コミック・コミュニティは狭い世界、もしかすると?)。

さて、ダイアナがアーティスト活動を開始するのは90年代後半から。Antarctic PressMu Press、そしてRadio Comixといった出版社の、おもにケモノ萌えアンソロジーにピンナップや短編を提供する(ちなみに、Antarctic PressとRadio Comixの所在地はともにテキサス州サンアントニオ。観光地として知られる町だが、なかなか濃いところだ(笑))。2000年から01年にかけて、友人のMichael Vega(スクリプト)、Daria McGrain(インク)とともに、オリジナル作品「Saiko and Lavender」(Radio Comix)を発表。とぼけた物語と、それにふさわしい彼女の温かい絵が好評を博した。ケモノ萌えというジャンルの性格上、読者層が限られるのか、作品数にはあまり恵まれていないが、注目に値するアーティストのひとりだと思う。

参考リンク

DXS Machina(オフィシャルサイト)
Comic's Suck(ブログ)
DeviantART: amegoddess(ブログ)

(更新:2004.5.1)


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